トーンモバイルのスマホ「TONE」のSIMカードは実は挿し変えることでタブレットでネットやテザリングなどを使うことができます。
ただし、トーンモバイルの公式ではタブレットで使用することを想定していないためサポートも受けられず「自己責任」での利用になります。
AndroidのタブレットやiPadなどに挿入してAPN(アクセスポイント名)という簡単な設定をするだけで簡単にタブレットで使えます。
どれだけ使っても月額1000円でデータ容量無制限なので容量を気にせずに思いっきり使えるのがメリットです。
目次
トーンモバイルはタブレットで使える
トーンモバイルのスマホはタブレットで使うことができます。
トーンモバイルのスマホの中にはSIMカードという契約者情報と通信をするための情報が記憶されているカードが挿入されています。
そのSIMカードを本体から取り出しタブレットにSIMカードを挿入してAPN(アクセスポイント名)という簡単な設定をするだけで簡単にタブレットで使えます。
【必見】トーンモバイルのスマホは「SIMの差し替え」ができますか?詳細を解説!
トーンモバイルにはタブレットのセット購入はしていない
トーンモバイルでタブレットのセット購入が設定がないため、
トーンモバイルでタブレットは使えないと勘違いされていることが多いですが、
実際は使うことができます。
トーンモバイルのSIMでタブレットを使う2つの方法
トーンモバイルのスマホのSIMでタブレットを使う方法は2つあります。
1つ目はトーンモバイルのスマホのSIMカードを取り出して使う方法、2つ目はトーンモバイル「TONE」というトーンモバイルがSIMカード単体で販売しているものを使う方法です。
- トーンモバイルのスマホのSIMカードを使う方法
- トーンモバイル「TONE」のSIMカードを使う方法
トーンモバイルのスマホのSIMカードを使う方法
トーンモバイルを契約している人がタブレットを使いたい場合は、SIMカードを差し替えて使うのが一番いい方法です。
トーンモバイルのスマホ「TONE」のSIMカードを取り出してAndoidタブレットやiPad、Windowsタブレットに挿すだけで使えます。
- iPhone5S/iPhone5C以降のdocomo版のiPhone
- iPhone5S/iPhone5C以降のSIMフリー版のiPhone
- iPhone5S/iPhone5C以降のSIMロックを解除したau版のiPhone
- iPhone5S/iPhone5C以降のSIMロックを解除したSoftBank版のiPhone
iPhone5S/iPhone5C以降といってもどれ?となると思いますので、下記にトーンモバイル「TONE」が対応しているiPhoneとiPadをまとめました。
- docomoで契約したiPad
- docomoで契約したiPad mini
- docomoで契約したiPad PRO
- SIMロックを解除したiPad
- SIMロックを解除したiPad mini
- SIMロックを解除したiPad PRO
- SIMフリー版のiPad
- SIMフリー版のiPad mini
- SIMフリー版のiPad PRO
- docomoで契約したAndroidタブレット
- SIMロックを解除したAndroidタブレット
- SIMフリー版のAndroidタブレット
- SIMフリー版のWinowsタブレット
SIMカードを挿したらAPNの設定をする(Android)
AndroidのスマホやタブレットでTONEのSIMカードを使って通話とデータ通信をする場合には下記のAPNの設定をすればすぐに使えます。
名前 | お好きな名前を任意に入力(例:TONE) |
---|---|
APN | dream.jp (ディー・アール・イー・エー・エム・ドット・ジェ・ピー) |
ユーザー名 | user@dream.jp |
パスワード | dti |
認証タイプ | 「CHAP」を選択 |
【保存版】トーンモバイルのSIMをiPhoneで使う方法手順を解説
SIMカードを挿したらプロファイルのインストールをする(iPad)
TONE e22、e21、e20、TONE e19、TONE m17のSIMカードのサイズはiPadと同じナノSIM(nanoSIM)サイズなので抜き出してそのまま挿入するだけでぴったりと収まります。
SIMカードを挿入した状態だと3Gにしか接続されないのでインターネット(ネットワーク)につながりません。
次のステップのプロファイルのインストールをすることで4G(LTE)を掴んでインターネット(ネットワーク)につながるようになります。
プロファイルをダウンロードする
iPadをWi-Fiに接続し、Safariを起動して下記のトーンモバイル通信用プロファイルのダウンロードリンクをクリックしてプロファイルをダウンロードします。
iPhone、iPad用トーンモバイルのSIMカード通信用プロファイル
プロファイル(APNファイル)をインストールする
トーンモバイル通信用プロファイル(APNファイル)をダウンロードしたらホーム画面から「設定」アプリ->「一般」と進むと先ほどダウンロードした通信用プロファイル(APNファイル)をインストールするか聞かれます。
インストールをタップして実行します。
トーンモバイルのiPhone・iPad用のプロファイルは「ServerMan SIM LTE」のプロファイルになります。
これはトーンモバイルがDTI社の「ServerMan SIM LTE」を買収して回線として使っているからです。あまりこのことを知らない人は多いと思います。
プロファイル(APNファイル)をインストール完了
これで通信用プロファイル(APNファイル)のインストールは完了です。
完了をタップします。
ネットワーク選択がちゃんと「NTT DOCOMO」になり4G(LTE)でインターネットが使えるようになります!
インストールして再起動(電源をOFFして電源ONする)したらネットに繋がるようになっています。
LINEもTwitterもSafariでのインターネットもばっちり使えますよ!
トーンモバイル「TONE」のSIMカードを使う方法
トーンモバイル「TONE」はSIMカード単体での販売でスマホやタブレットは自分で用意してSIMカードだけ使う契約スタイルです。
トーンモバイルのスマホはスマホとセット契約が基本ですがSIMカード単体でも契約できるトーンモバイル「TONE」というのがあります。それを使う方法です。
ただし利用できるiPadやタブレットには条件があるので利用する場合には注意する必要があります。
- iPhone5S/iPhone5C以降のdocomo版のiPhone
- iPhone5S/iPhone5C以降のSIMフリー版のiPhone
- iPhone5S/iPhone5C以降のSIMロックを解除したau版のiPhone
- iPhone5S/iPhone5C以降のSIMロックを解除したSoftBank版のiPhone
iPhone5S/iPhone5C以降といってもどれ?となると思いますので、下記にトーンモバイル「TONE」が対応しているiPhoneとiPadをまとめました。
- docomoで契約したiPad
- docomoで契約したiPad mini
- docomoで契約したiPad PRO
- SIMロックを解除したiPad
- SIMロックを解除したiPad mini
- SIMロックを解除したiPad PRO
- SIMフリー版のiPad
- SIMフリー版のiPad mini
- SIMフリー版のiPad PRO
- docomoで契約したAndroidタブレット
- SIMロックを解除したAndroidタブレット
- SIMフリー版のAndroidタブレット
- SIMフリー版のWinowsタブレット
SIMカードを挿したらAPNの設定をする(Android)
AndroidのスマホやタブレットでTONEのSIMカードを使って通話とデータ通信をする場合には下記のAPNの設定をすればすぐに使えます。
名前 | お好きな名前を任意に入力(例:TONE) |
---|---|
APN | dream.jp (ディー・アール・イー・エー・エム・ドット・ジェ・ピー) |
ユーザー名 | user@dream.jp |
パスワード | dti |
認証タイプ | 「CHAP」を選択 |
【保存版】トーンモバイルのSIMをiPhoneで使う方法手順を解説
SIMカードを挿したらプロファイルのインストールをする(iPad)
iPadをWi-Fiに接続し、Safariを起動して下記のトーンモバイル通信用プロファイルのダウンロードリンクをクリックしてプロファイルをダウンロードします。
iPhone、iPad用トーンモバイルのSIMカード通信用プロファイル
プロファイル(APNファイル)をインストールする
トーンモバイル通信用プロファイル(APNファイル)をダウンロードしたらホーム画面から「設定」アプリ->「一般」と進むと先ほどダウンロードした通信用プロファイル(APNファイル)をインストールするか聞かれます。
インストールをタップして実行します。
トーンモバイルのiPhone・iPad用のプロファイルは「ServerMan SIM LTE」のプロファイルになります。
これはトーンモバイルがDTI社の「ServerMan SIM LTE」を買収して回線として使っているからです。あまりこのことを知らない人は多いと思います。
プロファイル(APNファイル)をインストール完了
これで通信用プロファイル(APNファイル)のインストールは完了です。
完了をタップします。
ネットワーク選択がちゃんと「NTT DOCOMO」になり4G(LTE)でインターネットが使えるようになります!
トーンモバイルのSIMカードで動作確認済みのタブレット機種一覧
トーンモバイルのスマホはタブレットとセットで販売していないのでタブレットの動作確認の情報はありません。
しかし、トーンモバイルという会社が株式会社ドリーム・トレイン・インターネットのServersMan SIM LTEというSIMカードを使っているので、こちらのServersMan SIM LTEで動作確認されているタブレットであれば確実に使うことができます。
・GALAXY Tab SC-01C
・GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D
・GALAXY Tab 7.0 Plus SC-02D
・GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01E
・Sony Tablet P
・Sony Tablet S
・Xperia Tablet Z SO-03E
・ARROWS Tab LTE F-01D
・ARROWS Tab F-05E
・LG Electronics Japan
・Optimus Pad L-06C
・MEDIAS TAB N-06D
・MEDIAS TAB UL N-08D
トーンモバイルのSIMでタブレットを使う時の注意点
トーンモバイルのスマホのSIMカードを取り出して使う方法でもトーンモバイル「TONE」のSIMカードを使う場合でもSIMカードのサイズとタブレットが対応しているSIMカードのサイズの事前確認が重要です。
トーンモバイルのSIMカードのサイズは2種類
iPhone、iPadのSIMのサイズはナノSIM(nano SIM)なのでTONE e21、e20、TONE e19、TONE m17のSIMカードであればサイズは同じなのでそのまま使えます。
- TONE e21: ナノSIM(nano SIM)
- TONE e20: ナノSIM(nano SIM)
- TONE e19: ナノSIM(nano SIM)
- TONE m17: ナノSIM(nano SIM)
- TONE m15: ナノSIM(nano SIM)
- TONE m14: マイクロSIM(micro SIM)
トーンモバイル「TONE」はnanoSIMサイズ
トーンモバイル「TONE」はSIMカードのサイズの選択はできずナノSIM(nano SIM)サイズとなります。
SIMカードのサイズは3種類ある
SIMカードには実は3つのサイズがあります。使用する端末によってどのSIMカードのサイズに対応しているかが決まっています。
SIMカードを挿して使う時は、挿すSIMカードのサイズと端末が対応しているSIMカードのサイズが一致している必要があるため注意が必要です。
SIMカードのサイズの変換アダプタを使ってSIMカードのサイズを変更する豊富・手順
トーンモバイル「TONE」はSIMカードのサイズはnanoSIMサイズだけですが、Amazonで格安で打っているSIMカードのサイズの変換アダプターを使うとSIMカードのサイズを変更することができます。
Amazonで「SIM アダプタ」と検索すると出てくるので安いので問題ありません。
トーンモバイルのSIMでiPadを使う方法
トーンモバイルのスマホのSIMカードでiPadを使うには、1.タブレットにTONEのSIMカードを挿入する 2.通信に必要なプロファイルのインストールをする
- タブレットにTONEのSIMカードを挿入する
- 通信に必要なプロファイルのインストールをする
の2つでトーンモバイルのSIMをiPadで使うことができます。
トーンモバイルはタブレットで使っても追加料金なし
トーンモバイルのスマホのSIMカードやトーンモバイル「TONE」のSIMカードのトーンモバイルのスマホのSIMカードをタブレットやiPadで使った場合でも追加料金は一切発生しません。
- トーンモバイルのスマホのSIMカードを使った場合: 月額1000円
- トーンモバイル「TONE」のSIMカードを使った場合: 月額1100円
トーンモバイルのスマホのSIMカードはタブレットやiPad、iPhone、トーンモバイルのスマホで使った場合でも月額料金は追加で請求されることがないので安心して使ってもらって大丈夫です。
トーンモバイルはタブレットでテザリングを使っても追加料金なし
トーンモバイルのスマホのSIMカードやトーンモバイル「TONE」のSIMカードのトーンモバイルのスマホのSIMカードをタブレットやiPadで挿してテザリングを使った場合でも追加料金は一切発生しません。
iPadやAndroidタブレットはテザリング機能があるのでTONEのSIMカードを挿入して、Androidタブレットなら設定画面から「テザリング」をオンに。
iPadの場合は設定画面から「インターネット共有」をオンにすればすぐにモバイルWi-Fiルーターの代わりとして使うことができます。
トーンモバイルのスマホが使えるテザリングの方式は下記の3つです。
- Wi-Fiテザリング
- Bluetoothテザリング
- USBテザリング
Wi-Fiテザリング
Wi-FiテザリングはトーンモバイルのスマホをWiFiアクセスポイント代わりにしてテザリングをする方法です。
3つのあるテザリング方法の中で最もバッテリーを消費しますが、通信速度はUSBテザリングの次に高速で、対応している機器が多いのが特徴です。
WiFiテザリングは基本的にゲーム機やパソコン、スマホなどの機器にWiFi機能がついていれば使ます。一部のデスクトップパソコンを除いてほぼすべての機種が対応しています。
もちろん、ゲーム機はほどすべての物が対応しており、iPhoneやAndroidスマホをWiFiテザリングで接続することでSIMカードを契約せずにテザリングだけで運用することも可能です。
Bluetoothテザリング
BluetoothテザリングはBluetooth機能を使ってトーンモバイルのスマホをアクセスポイントにしてテザリングをする方法です。
BluetoothテザリングはWiFiテザリングと比べてバッテリー消費がとても少なく常時ONの状態でもほとんどバッテリーを消費しません。
その分、Bluetoothテザリングの最大速度は3Mbpsと低く、Bluetoothに対応している端末はまだまだ少ないです。 最近のパソコンはBluetoothテザリングに対応していますが古いものは対応していませんし、ゲーム機などはほぼすべて対応していません。
その代わりにWiFi接続に対応しています。
Bluetoothテザリングは1台しか接続できないとよく勘違いされていますが、実は複数台の端末のiPhoneやAndroidスマホ、パソコンを同時にBluetoothテザリングでインターネットに接続することができます。
USBテザリング
USBテザリングは主にパソコン(PC)用で、外出先などでパソコンをインターネットに接続したいときに使用します。
メリットは通信速度が3つのテザリング方法の中で最速で、パソコンに接続しながら使うので自動的に充電され、バッテリーの残量を気にしないで使うことができます。
ただし、対応しているのはパソコンくらいでWindowsもMacもLinuxもノートパソコンでなくてもデスクトップでもUSBテザリングを使ってインターネットに接続することができます。
トーンモバイルはタブレットのセット販売をしていない
トーンモバイルのスマホは月額1000円で使い放題のスマホとセットか、トーンモバイル「TONE」という月額1100円のSIMカード単体での販売のどちらかしか販売していません。
タブレットとセット購入したい場合は、他の格安SIM会社で契約するかタブレットをAmazonや家電量販店などで購入して、トーンモバイルのスマホのSIMを使うかトーンモバイル「TONE」を使う必要があります。
また、タブレットと格安SIMがセットで購入できるのは、
- 楽天モバイル
- LINEモバイル
- mineo
- BIGLOBEモバイル
などがあります。
格安SIM会社のホームページ上にはセットで購入できるタブレットやスマホ端末の一覧が掲載されているので自分が使いたいタブレットがないのか探してみるのも一つの手です。
まとめ:トーンモバイルのスマホは自己責任ならタブレットで使える
いかがでしたか?トーンモバイルのスマホのSIMでタブレットを使う方法は2つあります。
1つ目はトーンモバイルのスマホのSIMカードを取り出して使う方法、2つ目はトーンモバイル「TONE」というトーンモバイルがSIMカード単体で販売しているものを使う方法です。
- トーンモバイルのスマホのSIMカードを使う方法
- トーンモバイル「TONE」のSIMカードを使う方法
まとめます。
- トーンモバイルのスマホはタブレットで使える
- トーンモバイルにはタブレットのセット購入の設定がない
- トーンモバイルのSIMはiPadで使える!
- トーンモバイルのスマホはタブレットやiPadで使っても追加料金なし
- トーンモバイルのスマホはタブレットやiPadでテザリングができる
となっています。トーンモバイルのスマホはトーンモバイルのスマホ以外でどれだけネットを使っても月額1,000円(トーンモバイル「TONE」は月額1100円)なのでタブレットで使っても通信費を心配する必要がなくなり思いっきり使えるで便利です。
ぜひこの機会にトーンモバイルのスマホのSIMカードでタブレットを活用してみてくだいね。docomo、au、SoftBankなどの大手キャリアで契約するのが馬鹿らしく感じるともいますよ。